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危険すぎる!FXのハイレバ取引で”必ず”大きな損失を出す理由と資金管理のコツ

  • プロフェッショナルなトレーダーも100%勝ち続けることはできない
  • たとえ勝率90%の手法があったとしても、平気で連敗することがある
  • ハイレバレッジの取引は数回の連敗で資産をすべて失うリスクがある
  • 「どんな手法でも連敗する」「ハイレバは数回の負けで資産を失う」、以上の2つの事実からハイレバ取引を続けると必ず大きな損失を出す。
  • 資産の安全性をあげるには「レバレッジを下げる」「保有時間を短くする」という2つの方法がある

FX(証拠金為替取引)は証拠金で最大25倍の資金を動かせるのが最も大きな魅力!

少額の自己資金で大きな金額を動かすことをレバレッジ(てこ)と呼びます。

 

例えば証拠金として5万円入金すれば25倍の100万円を動かすことができますが、最大限度の100万円で取引することをハイレバレッジ。

証拠金5万円で10万円の資金を動かせばローレバレッジということになります。

5万円の証拠金で10万円しか動かさないのならレバレッジは2倍。

ローリスク・ローリターンで安全ですが大きな利益を上げるのは難しいでしょう。

 

FXトレードを行うからには、ある程度のリスクを受けれ入れてレバレッジをかけるべきです。

ですが、いつでもどこでもギリギリのハイレバレッジで取引していると、必ず破産します。

たとえ一時期大きく利益を上げていたとしても、最終的には必ず損失を出します。

 

ハイレバレッジで取引すると最終的に損失になる可能性が高い。

ではありません。

ハイレバレッジで取引すると最終的にほぼ確実に損失になるのです。

 

その理由を簡単に説明します。

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ハイレバレッジで取引すると必ず破滅する明確な理由

ルーレットで赤と黒のどちからかに賭けて資産を増やすゲームをやったとしましょう。

当たれば掛け金は2倍。

外れれば掛け金は没収です。

本当のルーレットには赤でも黒でもない0と00があるので、少しだけ確率は変化しますが、ここではそれを排除します。

 

勝率は完全に2分の1。

期待値も1です。

 

確率で考えれば、どんなふうに賭けても勝率は2分の1。

勝ったり負けたりを繰り返しながら、それでも資金は増えることも減ることもないでしょう。

大きく勝つこともできないですが、大きく負けることもできない、それが2分の1のルーレットです。

 

このルールで確実に負けるにはどうしたらいいでしょうか??

 

答えは簡単で、毎回、資産のすべてを一方に賭け続ければいいのです。

たとえ10回連続で勝っても、11回目に負ければ資産をすべて失います。

こんな賭け方であれば、たとえ期待値が1でもほぼ確実に資産のすべてを失うでしょう。

(逆に確実に勝つためにも資産のすべてを賭け続ければいいのですが、自分が保有する資産には限界があるため確実に勝ち続けるのはほぼ無理です)

 

FXのハイレバ取引はこんな無謀な賭け方と同じことを為替取引で行っています。

普通に考えて勝てるわけありませんよね。

FXのハイレバトレードで最終的に利益を上げるには、100%の勝率を誇る手法を開発して取引する必要があります。

おそらく勝率90%の手法でも、最終的に破産するでしょう。

だって勝率90%でも確率的には3連敗や4連敗はしますし、そうなったらハイレバトレーダーは破滅です。

 

勝率100%のトレード手法はおそらく存在しないので、ハイレバ取引も「必ず損失を出す資金管理法」といって差し支えないでしょう。

FXで破産しない安全な資産管理のコツ

世の中には「FXで破産した!」「追証が発生して闇金に手を出した!!」「家族に打ち明けて離婚した!!!」なんて話が山ほどあります。

これはFXそのものが悪いのではなく、ハイレバ取引をしたのが原因です。

 

FXで借金や破滅を回避するには、ローレバレッジで取引する必要があります。

ローレバレッジの基準は人によって違うでしょう。

どれだけの資産をFXで動かせるかでも違いますし、取引のスタイルでも違ってくると思います。

ですが、個人的にはレバレッジ10倍以内にしておくのがよいと思います。

 

証拠金10万円なら100万円の為替取引。

ドル円なら大体1万通貨(1ロット)ですね。

レバレッジを8倍、7倍、5倍と落としていけば、もっと安全にトレードできます。

もちろん短期間で大儲けはできませんが、損失を適切にコントロールできるでしょう。

 

ちなみにわたしの体感ですが、レバレッジ10倍のトレードでも1月で資産が2倍になったことがあります。

そう考えるとレバレッジ10倍も十分にハイリスクといえますね。

 

「おれは失ってもいい余裕資金でやったるからいいんだ!ハイレバ取引したいんだ!!」

なんて思っている方もいるでしょう。

でも、FXの最終的な目的ってトレードを楽しむことではなく利益を上げることですよね。

ハイレバ取引は”ほぼ確実に負ける資金管理法”です。

たとえ余裕資金だったとしても、それをみすみすドブに捨てるような真似はやめておいた方がいいですね。

 

そしてもうひとつ、時間管理によってリスクをコントロールする方法もあります。

簡単に言ってしまえば、デイトレードやスキャルピングなどの超短期の取引を繰り返すという方法。

ポジションを保有している時間が短ければ短いほど、その値幅は限定されますし、大きな損失を出すリスクも減ります。

 

ただし、短期間で取引を繰り返すと取引コストが膨大になり、利益を上げる確率も減ってしまうので注意が必要です。

FXのスキャルピングとデイトレードの違いとは?

一発逆転を狙うトレーダーが破滅する理由

大負けすると熱くなって、損失を一気に取り戻そうとする。

そうして資産のすべてを賭けて一発勝負!!

その結果、大負けして借金だけが残る…。

 

そんな話は世の中にゴロゴロ転がっています。

こんな「一発逆転を狙うトレーダー」が必ず負ける理由も、今までの話を理解できれば簡単に説明できます。

 

一発逆転するには必ずハイレバレッジにする必要があります。

ハイレバレッジの取引はほぼ確実に破滅を招きます。

 

もし損失が大きくなって熱くなってきたら…

いちど頭を冷やして冷静になるのが大切。

少しの間、相場をまったく見ないのもいいでしょう。

そうして全財産を賭けるような取引を止め、ローレバレッジで安全に確実に運用する。

資産を増やすのに着目するのではなく、減らさないように取引する。

 

一見遠回りに見えますが、それが一番の近道なのではないでしょうか。

遠回りすることってすごく大事ですよ。

無駄なことって結局無駄じゃない。

遠回りすることが一番の近道。

イチロー

メジャーリーグで大活躍し、さまざまな記録を打ち立てたイチローもこういってますしね。

まとめ

FXトレードで大切なのは1回1回のトレードで利益を上げることではありません。

100%勝てる手法が必要なわけでもありません。

 

大切なのは最終的に利益になっていること。

 

そのためにはトレード手法よりも適切な資産管理の方が大切。

たった数度の負けでほとんどの資産が失われてしまうようなハイレバ取引では、最終的にすべてを失うことになるでしょう。

 

楽して儲けたい!

短期間で大儲けしたい!

 

そんな安易な欲をださず、地道に積み重ねるのが大切なんですね。

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