近年、FXやバイナリ―オプション、仮想通貨などで「簡単に儲かる!」とSNSで勧誘され、結局は大きな損失を出すというトラブルが多発しています。
その殆どが金融庁に無登録の海外業者であり、消費者生活センターに相談してもトラブルの解決が難しいケースがほどんど。
日本の法律では金融商品の取引を商売にしているのなら、必ず金融商品取引業の登録が必要となります。
海外の業者も国内の業者もすべて。
無登録の業者とトラブルになると解決が難しいので、絶対に取引してはいけません。
この記事では、もし何らかの形で怪しそうな金融業者を紹介された場合に、その業者がちゃんと金融庁に登録されているか調べる方法を紹介します。
金融庁に登録された業者か調べる方法
勧誘されたバイナリ―オプションの業者が金融庁に登録されているのか?
すごく儲かると仮想通貨を勧められて口座開設しようと思うけど、そこはちゃんとした会社なのか?
調べるには、まず最初に金融庁のホームページになる「免許・許可・登録を受けている業者一覧」へ移動します。
念のため日付を確認し、最新の「金融商品取引業者」のPDFファイルを開きます。
すると次に、「金融商品取引業者登録一覧」が表示されます。
ですがこの一覧、なんと40ページ以上あります。
こんなのからいちいちお目当ての業者の名前を探していたらきりがないので、”文字検索”でサクッと探しましょう。
キーボードの左下にある「Ctrlキー」を押しながらアルファベットの「F」を押すと、画面に検索のための空欄が表示されます。
そこに探したい業者の名前を入力しエンターキーを押せば、40ページ以上のファイルから該当のワードをサクッと探し出してくれます。
もし検索しても出てこないのなら…
その業者は日本国内未登録の危険な業者ということになります。
詐欺師は「ぜったい安全だから!」「実際に儲かっている人もいるから」「登録するといろんな規制があって大きな利益が上げられないんだ」なんて、デタラメを並べてあの手この手で勧誘してきます。
そんな口車に乗ってはいけません。
無登録の業者にはぜったいに関わらないようにしましょう!!
無登録で金融商品取引業を行う業者の名前
金融庁が警告した「無登録の業者」も、金融庁ホームページに記載されています。
無登録の悪質な業者は金融庁が警告した業者にとどまらず、記載されていない悪質業者もたくさんいるので注意しましょう。