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市場雑感

アメリカの利上げで新興国通貨が値下がりする理由と2016年の円ドル見通し。

2015年12月にアメリカのFRBが利上げを発表しました。

これによって新興国通貨が大ダメージを受ける可能性があります。

今回はアメリカの金利が上がることが、なぜ新興国通貨と関係するのか考えてみます。

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アメリカの利上げが新興国に及ぼす影響

アメリカのFRBは日本における日銀のような存在で、アメリカ経済を管理する”民間”の機関です。

FRBが2015年末に約9年半ぶりに利上げを発表しました。

さらにFRBの意思決定機関であるFOMC(連邦公開市場委員会)は、一気に利上げするのではなく1年間で4回の利上げを想定しています。つまり2015年12月に利上げ発表後も、3か月毎に少しずつ米ドルの金利が値上げされていく可能性があるという事。

そんなわけで、2016年は円安ドル高の方向に動くであろうという見方が強いです。年初はいきなり大きな円高ドル安に動きましたが…(^^;

では、この米ドルの利上げが新興国にどの様に影響するのでしょうか?

米ドル利上げと投資資金の流れ

今まで日本はゼロ金利政策と共に、日銀の黒田総裁主導の元大規模な量的金融緩和を行ってきました。

ヨーロッパのECB(欧州中央銀行)も、ギリシア問題に端を発した金融不安をきっかけに大規模な量的金融緩和を行っています。

そしてアメリカ。アメリカも2008年のリーマンショックをきっかけに、金利を限界まで下げると共に大規模な量的金融緩和を行っています。

世界の主軸通貨である米ドル・ユーロ・円、その全てがほとんどゼロ金利状態だったわけですね。そうするとどうなるか?殆ど金利のつかないユーロやドルを持っていてもしかたないので、資金は金利の高い新興国通貨に流れることになります。

その結果、新興国通貨が買われて高くなる。新興市場の株価が上昇する。世界経済は大まかにこういった流れになっていきました。

しかしながら、2015年12月のアメリカ利上げ発表で、この大きな流れが少し変わっていきそうです。

つまり今まで新興国に流れていた通貨の流れが、USドルに逆流するという流れです。

年始にいきなり起こった中国市場の大暴落も、引き金は人民元安と言われています。その原因の一つに、今回の米ドル利上げ発表があると考えてもいいでしょう。

 

日本円・ユーロが未だにほとんどゼロ金利の状態で、主軸通貨である米ドルだけが利上げに舵を取る。この影響は計り知れないでしょう。

まとめ

米ドルが利上げすると、今まで新興国に投資されていた資金がUSドルに流れていきます。

その結果、新興市場が不景気になったり、通貨安を引き起こす可能性があります。

 

この記事を書いている段階では、中国景気の行き先不安からかなり円高に進んでいます。

現在、世界中で最も有効な危機回避通貨が”円”だからです。

ですが2016年の円ドル予測を見ると、円安ドル高の流れになっていくというのが大多数の意見のようですね。

一部では今年の上半期で130円行くのではないか、なんて言われています。とはいえ、中国の不景気をきっかけにした世界規模の不況や経済不安が続くようであれば、円高の流れは強くなるでしょう。

ちょっと前まではギリシアが世界経済をひっかきまわしていましたが、今年は中国経済も台風の目になりそうです。

以前はアメリカ経済の動向が世界中の経済に影響を及ぼしていましたが、だんだんとアメリカ経済の存在感自体が薄れていくのかもしれませんね…。

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