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イギリスEU離脱後に為替が動く理由と動き特徴とは?最も離脱の影響を受けない通貨ペアについて

イギリスの国民投票の結果、EU離脱が決定し、世界の緊急市場が大混乱となりました。

各国の為替も大きく上下しましたが、為替が動いた理由はおおきく2つです。

①イギリスやEUの景気後退するかも!?

②リーマンショックのように世界経済がヤバいかも!!?

では、それぞれの理由がどのように為替に影響を与えたのかを考えてみましょう。

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離脱の影響でイギリスやEUの景気が後退する

英国民投票でEU離脱派が勝利!具体的にイギリスやEUはこれからどうなる?」という記事でも紹介しましたが、今後のヨーロッパは混乱が続くと予想されます。

イギリスとEUの交渉内容が、逐一為替に影響を与える不安定な為替市場になるはず。

投資家はどうみるか?

そんな風に動きが激しくて先の読めない市場では、あんまり取引したくないですよね。特にプロのFXトレーダーであれば。つまり、イギリスポンドやユーロが売られる方向に傾くでしょう。

そういった投資家の思惑もありますが、実際にヨーロッパ全体の景気が後退して、投資先としての魅力が半減する可能性高いです。

とにかく、イギリスとユーロは他国通貨に対してとっても売られやすい状態になるでしょう。今後数年の間は。

世界全体でリスク回避の動きが加速する

イギリスが震源地のなる世界同時不況の恐れから、急速にリスク回避の動きが強まっています。

その結果どうなるか?

資金は危険な投資先から、安全な投資先へと移動します。

具体的には、金地金の価格が高騰するでしょう。

為替的には、世界最強の安全通貨である円がめっちゃ買われます。

米ドルも基軸通貨として資金の逃避先に選ばれますが、円にはかないません。

(ちなみに金本位制が崩壊した現在も安全資産として金が選択される理由は、純粋に「金って価値があるよね!」という人間の心理が根底にあるといわれています。ちょっと不思議ですね。)

 

では逆に資金が逃げ出す危険な通貨は…

ズバリ、新興国通貨です。

規模が小さく、流動性が低い新興国通貨は、世界的な金融危機の時にまっさきに売られます。

具体的には「豪ドル」「NZドル」「南アフリカランド」「中国元」「韓国ウォン」「ロシアルーブル」「ブラジルレアル」などです。(新興国と呼ぶには大きすぎる国もありますが…)

通常であれば、主要通貨である「米ドル」「ユーロ」「円」に資金が流れるのですが、今回はユーロがトラブルの原因になっているので「米ドル」と「円」が集中的に買われています。

 

では、まとめてみましょう。

買われる通貨は円と米ドル、特に円が強い。

売られる通貨はユーロ、イギリスポンド、新興国通貨。特にイギリスポンドが弱い。

こんな感じではないでしょうか?

イギリス離脱の影響を受けなかった通貨は??

では、実際に為替の動きを見てみましょう。

ドル円のチャート

dollen

国民投票の最中のドル円1時間足チャートです。

開票中に「離脱派不利!やっぱり残留が票を伸ばしてる!」という情報が流れ、安心感からかちょっと円安ドル高にふれています。ですが、イギリス離脱が決定すると、急速に円高ドル安に。

世界中の投資家が「米ドルよりも円のほうが安全」と判断した結果です。

世界的に見ても安全な通貨である米ドルでこうなのですから、円は他のすべての通貨で同様の動きをしています。おそろしい…。

 

では次に、ユーロドルの動きを見てみましょう。

ユーロドルのチャート

euridoru

ユーロドルのチャートも、ほとんど円ドルと同じ動きをしています。

「ユーロ危ない!米ドルのほうが安全!」という投資判断の結果ですね。

米ドルは円以外のほとんどの通貨で同様の動きをしています。

ユーロ・豪ドルのチャート

eurogoudoru

ちょっと面白い動きをしているのが、ユーロ・豪ドルのチャートです。

ほかの通貨と違い、一連のトラブルの影響が小さい気がします。

ユーロも豪ドルも、ともに弱くなった通貨同士ということで、影響が相殺されたのかもしれません。

ゆるやかながら豪ドル高・ユーロ安の動きになっているので、「ユーロのほうがヤバくて豪ドルのほうがマシ」と市場が判断したことになりますね。

もっとも影響を受けなかった通貨、豪ドル・NZドルのチャート

今回のイギリスEU離脱騒動で、全世界の為替は大混乱しましたが、それもどこ吹く風でまったく影響がなかった通貨ペアもあります。

豪ドル・NZドルです。

audnz

それもそのはずで、オーストラリアもニュージーランドも隣どおしで近いし、その通貨的特徴も似通っています。

対円での動きもほとんど連動しているといっていいくらい。そんな2つの通貨通しであれば、ヨーロッパの混乱の影響もあまりないのは当然ですね。

まとめ

これからイギリスとEUは離脱に向けた手続きと交渉を始めます。

イギリスでは国民投票のやり直しを求める運動も始まっているみたいです。国民投票は法的拘束力がないので、逆転ホームランで残留決定!なんて可能性もゼロではありません。

このように、「残留するかも!?」「離脱の交渉が難航している!」「1年後に離脱決定!」「イギリスが分裂!」といった不確かな報道で、為替は敏感に影響を受けるでしょう。

ハイリスク・ハイリターンな相場になりそうです。

長期保有を控えたり、より厳しく資産管理をする必要がありますね。

わりと動きが緩やかな「ユーロ・豪ドル」や「豪ドル・NZドル」を取引してみるのもいいかもしれません。

 

イギリスのEU離脱手続きには2年以上かかるといわれています。数年後に離脱が決定したらしたで、またひと悶着あるでしょう。

何はともあれ今後にイギリス離脱交渉に関する報道は、FX取引でどの通貨を取り扱っていたとしても注目するべきですね。

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