トレイダーズ証券は為替取引のサービスとして「みんなのFX」と「みんなのシストレ」を提供しています。
どちらにも口座開設をすることができますし、どちらでもFX取引をすることができます。
このふたつのは何が大きく違うのでしょうか?
みんなのFXとみんなのシストレの違いとは?
「みんなのFX」と「みんなのシストレ」は、共にトレイダーズ証券が提供するFX取引のサービスですが、まったく別のもになります。
例えばみんなのFXに口座を開設したからといって、みんなのシストレのサービスを使うことはできません。もしふたつのサービスを利用したい場合は、それぞれに口座を開設する必要があります。当然のことながらIDやパスワードも違いますし、取引する画面も違ってきます。
「みんなのFX」と「みんなのシストレ」は同じ会社が提供しているものの、まったく別のサービスなんですね。
その違いはネーミングからして想像できます。
- みんなのFX→自己判断で投資するトレーダー向け
- みんなのシストレ→システムトレードをやりたいトレーダー向け
シストレとはシステムトレードの略。自分で投資判断しなくても、ある種のルールにのっとって自動的に取引してくれるのがシステムトレードです。
人間のように焦りや不安といったファクターが投資判断を狂わせることがないので、純粋なテクニカル分析に基づいた投資ができます。
「みんなのシストレ」はシステムトレードしかできないといおうわけではなく、ちゃんと自己判断のFX取引もできるようになっています。
しかしながら、「みんなのFX」では口座開設したからといってシステムトレードは行えません。
そうなると、このふたつのサービスの違いとは何なのでしょうか?
大きな違いはスプレットにあり!
「みんなのFX」と「みんなのシストレ」には大きな違いがふたつあります。
ひとつは先ほども説明した通り、システムトレードの有無です。
もうひとつは、スプレットの違いです。
「みんなのFX」のスプレットは原則固定の時間帯があり、その幅も一般的な狭さです。ドル円のスプレットも0.3銭と、かなり狭いですね。
まさに、自己判断でたくさん取引をするトレーダー向けというわけです。
それに対して「みんなのシストレ」はスプレットの原則固定という時間帯がありません。つまり、時間帯によってスプレットが広がったり狭くなったりと変動するのです。しかも、基本的に「みんなのFX」よりもスプレットは広くなるでしょう。
自己裁量でたくさん取引するトレーダーには向いていません。「みんなのシストレ」はシステムトレード専門の口座と思っていいでしょう。もし自己裁量で取引したい場合は、ほかの会社に口座を作ってやったほうが得策ですね。
みんなのFXとみんなのシストレの違いまとめ
みんなのFX→スプレットが狭く、アクティブなトレーダー向け。
わずかな取引コストでガンガンに取引したい方にオススメ。
みんなのシストレ→システムトレードをやりたいトレーダー向け。
日中は仕事で忙しい方や、自己判断でやるよりプロによって考え抜かれたシステムで、24時間取引したい方にオススメ。