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FXシステムトレードライフ

経済発表の良い悪いは自分で判断しないでチャートをみよう。

例えばアメリカで重要な経済指標が発表されるとき、その発表された数値が良いものなのか、それともダメなものなのか、どういった基準で判断するでしょうか?

例えば雇用統計などのある指標が「+0.5」という発表をされたとします。

「プラスになっているし、良い発表かな~」とアバウトに判断しても、まったく意味がない。それまでの経済動向の流れの中で判断する必要があります。

そこで判断基準となるのが「市場予測」です。

この数値が良い発表なのか、それとも悪い発表なのかの基準は”市場予測”と”実際の発表”との差に注目します。

もし発表前の市場予測が+1.0だったとしたら、+0.5は予測よりも-0.5という事になり、バットニュースです。USドルは下がるでしょう。

もし発表前の市場予測が-1.0だったとしたら?予想外の+0.5という発表は大きなサプライズになり、USドルは大きく上がるかもしれません。

この様に発表されたニュースだけでは、それが市場にどの様に働くのか判断できかねます。その数値がプラスかマイナスかよりも、市場予測との関係を考慮する必要があるんですね。

 

だけれど、その報道を確認して、自分で判断を下すのは中々難しい。

こういった発表がニュースとして流れた数秒後には、すでに市場は大きく動き出しています。発表の数値と市場予測を比較して、どの程度チャートが動くかなんて予測している暇はありません。

そんな時は、ニュースなんかは最初から見ないで、チャートを見つづけている方が良い。そうして発表直後の市場の反応で判断するのが手っ取り早いし、判断ミスも防げます。

ニュース発表の1秒後にはその情報を織り込んで、世界中のプロディーラーが猛烈に取引を開始します。自分でニュースを確認して判断するよりも早く。

それならば1秒後に動いた流れに乗っかる方が、遥かに効率的な気がします。

 

この方法だと、自分で判断するのが難しい時も、市場の意向を正確にとらえられます。

例えばある時のFRBの発表した金利誘導目標は、市場予測とまったく同じものでした。自分じゃこれから上がるのか下がるのか、それとも影響がないのか判断が付きません。

しかし市場の反応は急激に円安ドル高に振れました。市場予測と同じ発表なのに何故そうなったのか、その理由はわかりませんし、知る必要はないと思います。

発表直後のドル高に乗って買う事で利益を出すことが出来ました。

 

何月何日の何時に為替に重大な影響を及ぼす発表があるという時間だけ覚えておいて、後は1分足を見る。

発表直後のチャートで上がれば買い、下がれば売る。そして、ある程度利益がでたら、その日のうちに売ってしまう。

シンプルだけれど、かなり確実なデイトレードの方法だと思います。

  • B!